今日も無痛で大腸カメラ

今日は北関東からわざわざ大腸カメラを受けに来ていただいた患者さんがいらっしゃいました。
すこし腸が長かったのですが、鎮痛剤・鎮静剤無しで無痛・ストレート挿入ができ、「東京まで来た甲斐があった」と喜んでいただけました。
そういう時は素直にうれしいです。(^-^)

SOFFetのライブに行ってきました。

先日、なんとソッフェのライブに行かせていただくことができました!
素敵すぎる・・・
ライブなんて何年ぶりでしょう・・・。
4年ぶりくらい?
いやしかし、やっぱりSOFFetは良かったですよー。
なんちゅーか、明るい曲は無邪気で純粋な感じで、バラードはあったかい、それでいて全体としては品があって、そんな感じのグループです。
ラップな部分も多いんですが、全然怖い感じじゃないですし。(^-^)
ライブに行ってみての感想は、いい意味で「僕の予想通り」。
CDを聴きながら、「こんな感じの人たちだろうな(だったらいいなー)」と思ったとおりの感じで、なんかホッとしました。
でも、予想外のところもたくさんありました。
一番びっくりしたのが、YoYoさんの楽器のうまさ。
純粋にすげぇと思いました。
でも、気取らない。おどけて笑わせちゃう。
そういうところがかっこいい。
僕的に、相当ツボです。
今度出るニューシングルもとってもいい曲だったんで、即予約しました。(^-^)b

今日も無痛で大腸カメラ

今日も大腸カメラが一件ありました。
短い腸と思いきや、思ったよりは苦戦。(予想より挿入に2~3分余計に時間がかかった程度だと思いますが。)
まぁ、丁寧に挿入した甲斐あって、今回も無痛挿入ができました。
患者さんにも喜んでもらえて、よかったよかった。
今日の患者さんは胃カメラもついでに受けていかれました。
それでも、一切痛み止めや鎮静剤を使いませんでしたので、検査が終わった後、普通にスタスタ歩いておられましたし、(当たり前ですが)記憶も鮮明。
他院では薬で眠らせて「無痛で大腸カメラ」と威張っているところがありますが、正直いろいろな点でリスクがあるように思います。
・麻酔そのもののリスク(全身麻酔になりますので、リスクは大きくなります)
・痛くないため、無理な挿入をされて腸を痛めるリスク
・説明をされても忘れてしまうリスク
腸が癒着している場合や、憩室多発例などでは痛みが強いことがあり、鎮痛剤・鎮静剤を使用するのは問題ないと思いますが、うまく入れれば痛くない症例にまでそういうリスクは背負わせるべきでないと思います。

脂質の摂取量

昨日、NHKで膵臓と糖尿病のテレビ番組を放送していました。
江戸時代の日本人の1日の脂質の摂取量は19グラム、その頃のヨーロッパ人は60グラム。
ヨーロッパ人は脂質の多い食事を続け、何千年もかけて、少しずつ膵臓の機能を発達させた(発達した人が生き残った)のに対し、日本人はずっと膵臓に対する負担の少ない食事をつづけてきて、膵臓は発達しなかった(させる必要がなかった)。
ところが現代に入って急激に1日に54グラムも摂るようになって、膵臓の機能が追い付かない人が激増し、糖尿病になってしまう人がたくさんいる、という話でした。
僕もこの話をよく外来でしています。
日本人は民族的に膵臓が弱いために、普通の体型でも糖尿病や慢性膵炎になってしまう人が大勢います。
もともと持っている機能が弱ければ、人と大して変わらない食事や飲酒でも発症・発病してしまうんです。
遠い将来は日本人も膵臓が強くなってくるのかもしれませんが、さしあったって僕らの代では無理です。
そういうことは後世の人に任せて、まずは自分の健康を守るために、自分に合った食生活にしていかなければいけません。
ヒラハタクリニック 慢性膵炎、膵機能障害について

昨日は8人でした。元旦予約開始。

昨日の休日診療は、8人の方に来院いただきました。
いつもと違い、小児科の患者さんが2人も来られて、ちょっとびっくり。
小児科になるか消化器内科になるかで悩んだ身としては、たまには子どもも診たかったりするんで、ちょっと嬉しかったりします。
まぁ、診れるのは軽い症状の子だけですが・・・。(^-^;
ところで、今日は内視鏡が1件ありましたが、よく考えたら一人でも炭酸ガスレーザーはできるんですよねー。
イボとかホクロ取るレーザー。
元旦はカメラとレーザーの予約を取れるようにしたいと思います。(電話予約可)
って、元旦から胃カメラやら大腸カメラやらホクロ取りやらする人なんていないかもしれませんね・・・。
まぁそれならそれでいいんですけど、一応枠だけは用意しておこうと思います。(^-^;

休日診療、ひとりでできるもん

今日は休日診療です。
ちょっと予定に入ってなかったもので、医療事務さんなし。
うちの奥さんも医療事務ができるのですが、たまたま東京におらず。
ということで、今日は一人で休日診療をしています。
まさに「ひとりでできるもん」状態。
でも、電子カルテになっているおかげで、大したトラブルもなく経過しています。
まぁ、やや慣れていないことをしているので、細かいところではさすがにちょっと手間取ったりはしていますが・・・。
インフルエンザの迅速キットを探すのに少し時間がかかっちゃったり・・・。(^-^;
それでも、朝から内視鏡をしたりしているので、スムーズに行っているほうだと思います。
まぁ、朝から5人しか患者さんが来ていないってのも大きいですけど。
次回の休日診療は元旦です。
元旦の大学病院の当直はしたことがありますが、クリニックの元旦外来は始めて。
患者さんはたくさん来るのか、全然来ないのか、それすら分からない状況です。
ただまぁ、前後に年末年始休みが入りますので、うちのかかりつけの患者さんたちの診察が意外にあるかも知れませんねぇ。

ニキビの方に朗報! ディフェリンゲル登場。

場所柄か、うちのクリニックの場合、日中に内科の患者さん、夜に皮膚科の患者さんが多いように思います。
そんなわけで、ニキビで悩む患者さんがとても多く来院されるのですが、今までは保険で薬を出そうとすると抗生物質の塗り薬や漢方薬しかなく、大変困っておりました。
赤いニキビは比較的治しやすいのですが、特に困ったのが、白い小さなニキビ。
上手く治せないことが多く、治療に難渋していました。
ところが先月下旬から、「ディフェリンゲル」という薬が保険で出せるようになりました。
これはニキビの第一選択薬として世界中で広く使われている薬。
厚くなった角質を薄くすることでニキビの出口を開き、ニキビを治すという薬です。
抗生剤のように効かなくなったりすることもなく、長期連用も問題なし。
目に見えない段階のニキビも治すことができ、非常に有用な薬です。
実はこれ、美容専門クリニックで似たような薬を輸入して自費で処方してたりします。
でも、値段がすごい。
ディフェリンゲルは15gで(3割負担の場合)500円ちょっとですが、美容専門クリニックでは1万円くらいしたりします。
おそろしい・・・。
まだまだ新薬なので出してくれないクリニックも多い(医者が知らない)ですし、置いてない薬局も多いのですが、当院ではどんどん出してます。
下の薬局さんにもちゃんと置いてもらってますので、安心して受診しに来てくださいね。

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今日も無痛で大腸カメラ

今日は他県から来られた患者さんの大腸カメラをしました。
大腸カメラのベテランになると、直腸からちょっとカメラを進めただけで「長い腸、屈曲の強い腸」か、そうでないかがすぐ分かるものです。
(経験検査数が多くても、これが分からないようでは「大腸カメラの得意な先生」とは決して呼べません。)
短い腸、簡単な腸は基本パターン通りの走行をしていて、あっという間に盲腸までたどり着くことができます。
(僕の最短記録は直腸から盲腸まで1分20秒。もちろん鎮痛剤・鎮静剤なしで無痛でした。)
しかし今日の方は結構長い腸の方で、直腸から既に非典型的な挿入を強いられました。
まぁ、それをいかに畳み込んで自分の基本パターンに持っていくかが腕の見せどころなわけです。
達人というのは大腸カメラの序盤に時間をかけます。
カメラを20~30cm入れたところで、ひたすら腸を畳み込み、自分のパターンに持って行っているわけです。
今回の検査でも、基本通り序盤でしっかり時間をかけて腸を畳み込みました。
そして、自分のパターンに腸を持って行ってからはホントにあっという間。
結構な難敵でしたが、鎮痛剤・鎮静剤なしで無痛検査ができ、ご本人にも喜んでいただけました。
口コミで徐々に内視鏡を受けに来てくださる患者さんが増えてきたように思います。
これからもがんばって痛くない検査を追求していこうと思います。

医者の不養生

今日はなんだかんだでご飯が食べられず、昼ご飯用の弁当を食べたのが夜の11時でした。
患者さんに「食事は規則正しく~」なんて言ってますが、自分のことは完全に棚に上げている状態。
ん~、ちょっとまずいですね。
やることの優先順位を間違えたかな・・・?