大妖怪展に行ってきました。

大妖怪展 http://yo-kai2016.com/に行ってきました。
入ってすぐの葛飾北斎の狐狸図をみて、リアル涙と鼻水が止まらなかった。絵を見て涙が出たことなんていまだかつてありませんでした。僕が妖怪に求める全てがあの絵の中に凝縮されていた。
リアルを超えた足、光沢を放つ袈裟もさることながら、後ろに行った重心から伝わるコミカルさ、老狐の表情から伝わる優しさ・純真さなど、本当にあの一枚に全てが詰まっていました。
最晩年の89歳の時の作品。生涯成長し続け、「天我をして五年の命を保たしめば 真正の画工となるを得べし 」(もうあと5年長生きできたら、本当の画工になることができたものを)と名言を残した北斎。
僕が89になったとき、人に感動を与えられる何かができるだろうか。
ただただ、精進あるのみ。

なお、展示を見終わった後、トイレで社会の窓が全開だったことに気付いたけど、妖怪の仕業ということにしたのは秘密だ!
おっちゃんとの約束だぞ!

絶対安全高利回りな自分への投資

「やさしく学べる線形代数」石村園子著のまえがきに「勉強はノーリスク・ハイリターン、つまり絶対安全高利回りな自分への投資」と書いてあって、その通りだなぁと思いました。
がんばろ。
明日も勉強しますが、今日もあとちょっと頑張ろうと思います。

奥さんに勧められて読んだマンガ

奥さんに「この漫画を読んでみて」と言われました。
まず1つ目。
夫を捨てます http://news.mynavi.jp/series/rikon/001/
とりあえずご主人はアルコール依存症の可能性が非常に高いので、まずはAUDIT http://www.kirin.co.jp/csv/arp/self_check/audit.html という問診票で状態をチェック。
やはりアルコール依存症の可能性が高ければ、アルコール依存症を取り扱っている精神科受診&断酒会( http://www.dansyu-renmei.or.jp/ など)参加で問題が一部解決する可能性が高いように思います。
ちなみに僕はいつまで元気でいられるか分からないから今のうちにやりたい仕事をやっておきたい、という意識が大変強く、つまりワーカホリック気味になっているのでそこは問題。反省。はい。
2つ目。
育児砂漠…! http://news.mynavi.jp/series/ikujisabaku/001/
まぁだいたいうち。
えぇっと、「アニメ『おさるのジョージ』を完全にひとりで観てました」http://news.mynavi.jp/series/ikujisabaku/004/
「もう寝てるー!!(とおちゃんが!)」 http://news.mynavi.jp/series/ikujisabaku/005/
って身に覚えがありすぎて辛い。(;´Д`)
すいませんすいません。

忠犬ハチ公に焼き鳥あげてた患者さん

うちの患者さんで、屋台で焼き鳥食べてたらハチ公が来てくれって言ってくるからあげてたって方がいらっしゃいます。
大きかったから子どもには結構怖かったそうです。
当時から有名だったんだとか。
国立科学博物館に剥製があるんですが、確かに大きかったです。

最近のアニメはハイコンテクスト?

先日、「今晩は疲れたからなんもしない! 寝っ転がってアニメだけ観てやる!」と思ってゴロンとしていた時のこと。
事前知識一切なしでデュラララの2期の1話、アルドノア・ゼロの2期の1話、Gのレコンギスタの1話を見て、「全然わからねぇ! 最近のアニメはこんなハイコンテクストなの?!」と思ってうちのスタッフに訊いたら、今やってるアニメの中でも特に分かりづらい奴ばっかだったらしく、ちょっと安心しました。(^-^;

「風立ちぬ」を観ました。

今更「風立ちぬ」を観ました。
「物を創る方は止むに止まれぬ。それを兵器にするのか公益のために使うのかは使う人間次第」というメッセージと取りました。
人間が倫理的な意味で進化しなければ、自分の作った「創造物」に苦しめられてしまう。
古からの、永遠のテーマですね。
地震のシーンや飛行機のシーンなど、無機物が有機物のごとく動く様は圧巻。
奥さんは死んでしまったけれども、罪悪感に苦しむ次郎は奥さんに救われた。
本当に救われたからこその「ありがとう」。
分かる。
ちなみに、「3剤併用したらすぐ治るのに!」って何回も何回もつぶやいてしまったのは秘密。
時代が変われば、治せる病気が増えるのは当たり前。
30年したら、俺の若いころはこんな病気も治せなかったんだよ、悔しいよなぁ、って言ってるんでしょうねぇ。
今は世界的にみると、治せる病気も治せてない、防げる病気も防げてない地域が多いわけで、まずはそこからどうにかしなければいけないんでしょうけれども。

生と死

「死の直前、人がとる行動は3つにわけられる」 ある救急救命士が、生と死の狭間で見たもの | ログミー[o_O] @logmijpさんから
心を動かされました。死を自覚して初めて、適切に生きられるということはありますね。
違うパターンとして、研修医のころ、「ありがとう!」と周囲の人々に大声で感謝しながら亡くなっていかれたじい様がいらっしゃいました。
見た目としては、必ずしも記事の中の3つのパターンに当てはまるとは限らないと思いますが、しかしその悔悟、欲求には普遍性があるように思います。
日本人は口に出さないということもあるのかもしれません。

落書きと「大人の甘え」について

プラハで落書き、邦人逮捕 歴史遺産の国民劇場 – 47NEWS(よんななニュース)
本人にあったことがあるわけではないし、落書きをしている人に話を聞いたこともないのでわかりませんが、これ多分「甘え」だと思うんですよね。
「このくらい許されるよね? もうすごい落書きされるし…」といったような。
「甘え」を自覚してもらって、人間として成長してもらうにはどうしたらいいんだろうって、いつも考えるんですが、なかなか答えが出ません。
罰で成長するということもあるのでしょうが…。

電車で見た喧嘩。自殺行為だからホントやめて。

先日、電車の中で大人同士の喧嘩を見ました。
理由はたぶん極めて子どもっぽい感じ。
どっちかは多少酔ってたのかもしれません。
結局数発の蹴り合いをしただけで終わっていましたが、両方とも格闘技の経験があったり喧嘩屋だったりしなくて良かったなぁと思いました。
もしどちらかがそうだったら、凄惨なことになっていたかもしれませんからねぇ。
相手の実力も分からないのに、酔ってるかもしれない相手に突っかかるとか、もう自殺行為。
なんでそんなことに命かけられるんでしょうか。
ホントやめて欲しいです。
 
ちなみにこういう時、東京の人は固まってしまいがちな気がしますが、車内から聞こえた「何をしとんねん」という関西弁に、なんだか感心してしまいました。
見習わないとなぁ。