今日も無痛で大腸カメラ

今日も大腸カメラが一件ありました。
短い腸と思いきや、思ったよりは苦戦。(予想より挿入に2~3分余計に時間がかかった程度だと思いますが。)
まぁ、丁寧に挿入した甲斐あって、今回も無痛挿入ができました。
患者さんにも喜んでもらえて、よかったよかった。
今日の患者さんは胃カメラもついでに受けていかれました。
それでも、一切痛み止めや鎮静剤を使いませんでしたので、検査が終わった後、普通にスタスタ歩いておられましたし、(当たり前ですが)記憶も鮮明。
他院では薬で眠らせて「無痛で大腸カメラ」と威張っているところがありますが、正直いろいろな点でリスクがあるように思います。
・麻酔そのもののリスク(全身麻酔になりますので、リスクは大きくなります)
・痛くないため、無理な挿入をされて腸を痛めるリスク
・説明をされても忘れてしまうリスク
腸が癒着している場合や、憩室多発例などでは痛みが強いことがあり、鎮痛剤・鎮静剤を使用するのは問題ないと思いますが、うまく入れれば痛くない症例にまでそういうリスクは背負わせるべきでないと思います。

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