今日も無痛で大腸カメラ

今日は他県から来られた患者さんの大腸カメラをしました。
大腸カメラのベテランになると、直腸からちょっとカメラを進めただけで「長い腸、屈曲の強い腸」か、そうでないかがすぐ分かるものです。
(経験検査数が多くても、これが分からないようでは「大腸カメラの得意な先生」とは決して呼べません。)
短い腸、簡単な腸は基本パターン通りの走行をしていて、あっという間に盲腸までたどり着くことができます。
(僕の最短記録は直腸から盲腸まで1分20秒。もちろん鎮痛剤・鎮静剤なしで無痛でした。)
しかし今日の方は結構長い腸の方で、直腸から既に非典型的な挿入を強いられました。
まぁ、それをいかに畳み込んで自分の基本パターンに持っていくかが腕の見せどころなわけです。
達人というのは大腸カメラの序盤に時間をかけます。
カメラを20~30cm入れたところで、ひたすら腸を畳み込み、自分のパターンに持って行っているわけです。
今回の検査でも、基本通り序盤でしっかり時間をかけて腸を畳み込みました。
そして、自分のパターンに腸を持って行ってからはホントにあっという間。
結構な難敵でしたが、鎮痛剤・鎮静剤なしで無痛検査ができ、ご本人にも喜んでいただけました。
口コミで徐々に内視鏡を受けに来てくださる患者さんが増えてきたように思います。
これからもがんばって痛くない検査を追求していこうと思います。

「今日も無痛で大腸カメラ」への2件のフィードバック

  1. 昨日はお疲れ様でした
    大腸カメラをやってたんですねー。
    1診で寝てたので知りませんでした(゜ー゜;Aアセアセ
    クチコミで内視鏡が増えたのは、私としても嬉しい事ですが、待ち時間が………(〃_ 〃)ゞ
    順番最後にしなきゃ良い話なんですけどね(゜ー゜;Aアセアセ
    でも、もし私も内視鏡やる機会があったら先生のトコ行きますねーヾ(@^▽^@)♪

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