掲示板リニューアル

もうロボットによる迷惑投稿以外なくなってしまった掲示板ですが、niftyがサービスを刷新したので一応リニューアルしてみました。(^-^;;
エントリーに対するコメントではちょっとそぐわないかな? と思うような内容でしたら、掲示板に書き込んでみてください。
トップページ右側のメニューにリンクが張ってあります。

不眠と「うつ」

 先日、久留米大の内村直尚助教授による、首都圏の勤労者9000人を対象にした研究結果を共同通信社が報道していました。
それによると、気分が落ち込んだり憂鬱になったりする「抑うつ状態」と「不眠」が重なると、ほぼ4人に1人が自殺願望を抱くのだそうです。
で、「交代勤務のある人の43%が不眠を、15%が抑うつを訴えたのに対し、交代勤務がない人ではそれぞれ27%と4%」だったと。
僕は幸いにして不眠症状がありませんので、その点助かっているわけですが、外来をやっていると本当に軽い「うつ状態」の人が多いと感じます。
忙しい現代人の生活は、やはり心身に相当な負担をかけているんでしょうね。
「不眠や抑うつが起きる頻度は、平日の睡眠時間が7、8時間台のときに最も低く、それ以上でもそれ以下でも高まる傾向がみられた」とのこと。
僕の少ない経験からも、睡眠時間を取れない人ほど「抑うつ状態」になりやすいようです。
皆さんもうまく工夫して、まずは睡眠時間を確保してくださいね。
って、人のこと言えませんけどね……。(^-^;;

SQL Server2005でのデータ型

Accessになじんだ人間が初めてSQL Serverを使うと、まずデータ型が違うことにめんくらいます。
ということで、今回はデータ型について。
といっても、リンクを張るだけです。(^-^;;
MSDNのサイト内の情報ですが、実際に使われる記憶域のサイズ等も分かり、なかなか便利ですよ。(^-^)/
MSDN内「データ型」

Core2Duo E4300をお手軽クロックアップ

医局の新しいビデオ編集用パソコンを組むことになり、CPUにCore2Duoを選択しました。
単に作るだけじゃ面白くないので、最近話題のE4300のクロックアップに挑戦することに。
(ここから先の内容は、動作の保証をするものではありません。
実践される際は、あくまで自己責任で。
CPUに限らず、機械には個体差が必ずあり、同じようにしても同じ結果が得られるとは限りません。)
まずはマザーボード。
鉄板との誉れ高いP5B Deluxeをチョイス。
それにFSB800MHzのCore2Duo E4300を載せ、Windows XPをインストール。
ドライバ等をすべてインストールし、Windows上で動作するASUSのツールでFSBを800から1066MHzにクロックアップ。
これだけで自動的にCPUは1.8GHzから2.4GHzにクロックアップされました。
今のところ安定動作しています。
なんてお手軽なんでしょう!
マザーボード上のジャンパーピンをちまちまいじっていた昔と比べると隔世の感があります。
ともあれ、E4300がたったこれだけの作業でE6600相当にクロックアップされました。
お値段にすると2万円ほど得した計算。
いやぁ、いい買い物しました……。(^-^)

bit型に記録される値

引き続きbit型のお話。
前回、bit型は0か1の値を取ると書きましたが、実際にフォーム上などのテキストボックスに表示させてみると、「1」は「-1」と表示されます。
そこで、クエリの抽出条件等で「-1」と設定してみると、これがNG。
「1」と設定すれば、正常に動作します。
何故「-1」と表示されるのかはわかりません。
誰か知っている人がいたら教えてください~。

「他のユーザーによって変更されています」bit型に注意。

で、早速SQL ServerとAccessのお話。
Accessをクライアントにしていると、「他のユーザーによって変更されています」云々とメッセージが表示されて、レコードを更新できないことがあります。
僕はこのエラーにかなり悩まされ、作業が一時中断してしまっていたわけですが、やっと原因がわかりました。
キーワードは、bit型。
0または1の値をとる型です。
AccessでのYesNo型のように使うことがほとんどだと思いますが、これが意外にトラブルのもと。
きっちりとSQL Server側で既定値を0など設定しておかないと件のエラーが起きます。
また、エラーが起きてしまったレコードは一回削除しないとダメっぽい感じ。
(これに関してはしっかりしたところは未確認です。)
また何かあったらご報告します。
☆☆☆参考サイト☆☆☆
http://support.microsoft.com/kb/280730/ja

SQL server 2005 と Access 2007で。

 実は今、SQL Server 2005 と Access 2007 で内視鏡の所見入力システムをつくっています。
データ部分はすべてSQL Server 2005 側に格納し、Access 2007をクライアント側に使用するというわけです。
なかなかの難題ですが、なんとかかんとか、仕事は進んでいます。
これから備忘録的にSQL ServerやAccessがらみのエントリーを掲載することになるかと思いますが、なかなか他にはない情報でもありますし、なんとかご勘弁いただければ幸いです。(^-^;;

国循ICU崩壊

国立循環器病センターのICUの医師が全員退職するそうですね。
理由は「心身ともに疲れ切った」。
ニュースが流れた日、うちの循環器の先生たちが「国循が大変なことになった」と言って騒いでいました。
報道によると同ICUは20床で、年間1100症例以上の患者を受け入れていたとのこと。
それをわずか5人の医師で支えていたと。
親しくして頂いている循環器専門の先輩医師は「そりゃ無理だよね……」と一言。
病院の名前が立派なだけに、盤石な体制が敷かれているのかと思いきや、少数の医師が必死に現場を守っていたという事実。
病院側は「手術件数を減らしたりICUでの管理が不十分になるなど患者に影響を与えるようなことはない」と言っているそうですが、どうでしょう。
いくら他の部署から人員を調達すると言っても、全く問題がないわけがないと思います。
国循の場合は特にひどい状況だったわけですが、その背後には多くの医師が過酷な労働実態におかれているという事実があります。
医学生や研修医達はより楽な科を選ぶことが多くなり、優秀な人材が内科や外科、産婦人科などの科に入らなくなってきました。
(一般に、仕事がきつい科の方が「刑事」訴訟の対象になりやすいということも大いに影響しているでしょう。)
日本は今、医療費を削ろうと必死ですが、実は日本は先進国の中ではかなり医療費が低く抑えられている国です。
GDPベースで考えると、先進国のレベルには全然達していないとのこと。
しかし一方で、日本の医療レベルは今のところ先進国の中でもいいレベルを維持していると考えられます。
いろいろな要素があるとは思いますが、その要素の一つに、医師が少ない人数で必死に現場を守っているという事実があるのではないでしょうか。
無駄があれば削るべきだとは思いますが、人の命を守る仕事をないがしろにしようとしていないか、その点がとても気になります。

今のところ杞憂かもしれません。

前回(2/26)に、緊急事態で人を助けようとしても、その人が重篤な状態に陥ったり、亡くなったりすれば訴えられ、敗訴するかもしれない、その場合には刑事罰を受け、全てを失う可能性もあると書きました。
これを回避するための法律として、「善きサマリア人法」というものが引き合いに出されることがあります。
アメリカなど、多くの国に存在する法律で、緊急事態において、窮地にある人を救おうとして万が一過失を犯したとしても、重過失がない限り罪には問われない、というものです。
現在日本にはこの法律がないのですが、民法698条に同様の内容を示す部分があり、一般に特別な立法は必要ないと言われているようです。
まぁ、だからこそ、AEDが普及し、一般の人が扱ってもいいとされているわけです。
免責規定がないのに、医師でもない人が除細動を行っていいはずもありません。
が。
この話、現場の医師には全くと言っていいほど知られていません。
また海外と違い、日本では医師が過失を犯すとすぐに刑事罰に問われます。
リスクの大きさに医師がひるむのも無理はないと思います。
このまま社会が医師の過失に対して過敏になっていけば、僕の心配は現実のものになるかもしれません。