ノスタルジー

先日、久しぶりに夜7時すぎに帰ることができました。
いつもは人気のない通りも、その時間だと結構人がいました。
おもちゃを振り回しながらお母さんたちと一緒に歩く小学生の集団とか、自転車のオレンジ色の光とか、塀の上のニャンコをみて、なんだか気持ちがホッとなりました。
長い旅から帰ってきて、久しぶりに知っている土地に戻ってきた時のような感じ。
それから、「もうすぐ夏休みが終わっちゃうな~」なんて、ちょっと切ない気分になってみたり。
って、まだ夏休みとってないんですけどね。(^-^;;

プール事故予防のために。

この暑さでプールは大繁盛だそうですね。
しかし、気をつけたいのは毎年のように起きているプールでの事故。
子どもの事故予防工学カウンシル(CIPEC)という団体が、プールの排水口事故予防のための動画コンテンツを配布しています。
小中学生の子どもさんをお持ちの方は、ぜひ見てみてください。

息子に怒られました。

うちの息子は、怒るときや文句を言うとき、「め!」とか「び!」とか言います。
先日、車中でのこと。
うちの奥さんと些細なことで口論になりました。
するとうちの息子が「ママ、び! パパ、び!」。
喧嘩を仲裁するまでになったか……と、息子の成長にちょっと感動しました。
それと、やっぱり子どもにとって両親の仲がいいというのはとても大事なことなんだなーと思い、ちょっと反省しました。

「硫黄島からの手紙」を観ました。

この映画、以前から観よう観ようと思いながらなかなか観られなかったんですよね。
で、やはり観てよかった。
ハリウッド映画とは思えないほど、まったく日本に対する誤解や偏見が見られず、完璧に日本人の視点から作品が作られています。
細かい部分に誤りはあるそうですが、簡単にできることではないと思います。
すごい。
でも、そんなことはこの作品の価値のほんの一部に過ぎません。
日本軍の兵士はどう硫黄島戦を戦ったのか、その精神的状況はどうだったのか。
作品全体から、その「重さ」が如実に伝わってきます。
そして日本兵たちの「想い」も。
しかし、それらも実は、この映画のテーマの入り口でしかないのだと思います。
観終わって思うことは、「なぜ人びとは、会ったこともない人と憎しみ合い、殺しあわなければならなかったのか」という、より根源的な命題。
なぜ家族の幸せを思い、お互いの幸せを破壊しあわねばならなかったのかという疑問。
そしてさらに、そういった悲惨としか言えない状況が、実は世界中のあちこちで今も続いているという現実。
平和のために、自分には何ができるのかという自問。
監督のクリント・イーストウッドは、間違いなく超一級の本物ですね。
心から尊敬します。
星5つ。☆☆☆☆☆