内科日誌 2009.09.20その2 インフルエンザワクチンについて

最近、患者さんに新型インフルエンザのワクチンはいつ来るのかと聞かれることが多くなりました。
正直、僕にもわかりません。
自分の分さえ、いつ来るのか分からないという状況なんですよね。
なんでも今、臨床試験をしているところだそうです。
10月下旬に出回り始める、ということですが、どうもその前に流行のピークが来ちゃうんじゃないかという話もあり、微妙な感じですね。
ワクチンを打っても、効いてくるまで2週間かかっちゃったりするわけで、もうさっさと弱毒ウイルスのうちにかかってしまった方が気が楽だ、なんて冗談(半分本気?)を言う患者さんもいらっしゃいます。
なお、通常の季節型インフルエンザのワクチンも例年より少ない数しか出回らないそうです。
生産ラインを新型の方に取られてしまっているから仕方がありません。
例年の8割くらい?の数だそうです。
毎週、使う分だけしか発注できなくなるそうですし、コントロールが難しくなりそうですね・・・。
今年はワクチンを打つ人が増えそうですし。
ワクチンのバイアルって、通常2人用を使うのですが、中身は余裕を見て2.5人分入っています。
だもんで、2バイアル使って5人に打て、なんてお達しも出ているようで。
5人でできるだけ来い、と言うわけにもいきませんし、やはり予約制にするしかないかも?
ご利用いただく方にはご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
内科なら東京 渋谷ヒラハタクリニック

内科日誌 2009.09.20 インフルエンザの流行り具合

 かなりマスコミでインフルエンザが騒がれていることもあり、少し風邪気味だとまずはインフルエンザの検査を受けさせる、という会社が多くなりました。
ただ、うちのクリニックに来ていただいている方は比較的軽症の方が多く、インフルエンザ検査で陽性が出る方はずいぶん少ない印象です。
1人もインフルエンザ陽性がでない日も多いので、「ホントに流行っているのかな?」という気さえしていました。
 で、実は昨日、渋谷区医師会の夜間診療所で夜間診療をしてきたのですが、してみてびっくり。
来られた4人のうち、なんと3人がインフルエンザ。
そのうち2人が小学生。
やはり学校で感染が流行しているようです。
社会人に広がるのはもう少し先、ということなんでしょうね。(-_-;;
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いつの間にか3万超えてました

先ほど気づいたんですが、トップページのアクセス数がいつの間にか3万を超えてました。
いつも見に来てくださっている皆さん、ありがとうございます。
患者さんたちにも、幸いご好評いただいているので、頑張ってまた更新していきたいと思います。

レッドクリフを観ました。

ちょっと前の休日、奥さんが借りてきてくれたレッドクリフを見ました。
前編はやや冗長な部分を取り、芸術的な表現を大事にしている感じがありましたが、後編はクライマックスに向けて、大きなうねりを起こしながら駆け抜けていく、といった具合。
ハリウッド映画にありがちな、次々とスリルを味あわせて観客に息をつかせないジェットコースター型というより、小さな流れがいくつも合わさって徐々に大きくなり、最後は激流になる、という感じでしょうか。
何といっても曹操側の兵士だけで80万人とか言ってますから、スケールがどうかしています。
関ヶ原の何倍もの人間が戦っているわけで。
スケールも大きくなるはずです。
大軍を率いているはずの武将が、ちょくちょく敵兵に囲まれて派手なアクションを披露するのはご愛嬌。
そこは映画。
アクションもないと。(^-^;;
全体としては、非常に面白かったです。
もともと三国志が好きだからかもしれませんが・・・。
久しぶりに吉川英治先生の三国志が読みたくなりました。時間ないけど・・・。
奥さんは「まずはマンガや!」と言って横山光輝先生の三国志を大人買い・・・。
しかし、卑弥呼の時代に仁義を貫いて死んでいったり、高度な戦略を練ったり、本当に中国は先進国だったんだなぁと思います。
なんせそれが2000年近くたった今も生き生きと語り継がれているわけで。
すごいことです。
そしてまた、結局のところ2000年経っても人間ってあまり変わってないよね、とも思います。
そういえば、中国最古の書物にも、「最近の人間はせかせかしていていかん」みたいなことが書かれていると聞いたことがあります。
たぶん2000年後も同じことを言っているんでしょうね。

危険な自転車

先日、駅に向かって歩いていたら、幹線道路にあおむけで倒れている人がおり、その周りに数人の人が人だかりを作っていました。
事情を聴いてみると、自転車にぶつかられて頭を強打し、動けなくなってしまったとのこと。
横を見るとロードバイク。
ほどなく救急車が到着し、その方は搬送されて行きました。
意識はしっかりしていましたが、頭部のあった部分のアスファルトにはべっとりと血のり。
翌日そこを通りかかった時も、まだそこに血が残っていました。
そういえば、僕の患者さんにも、突然わき道から飛び出してきた自転車にぶつけられて大けがをし、長年続けていた仕事を引退しなくてはいけなくなってしまった方がいらっしゃいます。
打ち所が悪ければ、命さえ危なかったかもしれません。
高齢にもかかわらず、忙しい忙しいと言いながら、生き生きと働かれていただけに、本当にさみしそうでした。
自転車に乗っていた人間はその方の人生・生きがいを奪ったわけです。
犯人は男子学生だったとのことですが、かかりつけ医としても、自転車乗りとしてもその人には強い怒りを覚えます。
最近、細いタイヤの自転車でビュンビュン飛ばしている人をよく見かけます。
しかし、その人たちのうちのどれだけが「人の命を奪うリスク」を意識しているでしょうか。
ちゃんとした自転車乗りなら絶対にしないような、無謀極まりない運転をしている人たちを見かけるたび、残念な気持ちになります。
また、そういう人たちはたいていヘルメットもかぶっていなかったりするんですよね。
リスクに対する意識の低さが露呈しているようにも思えます。
自転車で車道を走れば、周りは知らない人の車だらけ。
僕は見ず知らずの運転手さんたちをそこまで信用できません・・・。

受付について(お詫び)

 ここのところ、当院受付のミスで何人かの方に大変ご迷惑をおかけしてしまいました。
サービス改善、ミス防止のためにいくつか対策を立てていたところだったのですが、なかなかうまく機能していなかったようです。
本日、再度ミスの防止策を現場の人間に考えてもらい、徹底してもらいました。
今後ミスは減るものと期待していますが、お気づきの点等ございましたら、遠慮なくおっしゃっていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。