ボストンマラソンのテロについて

ボストンマラソンのテロ行為、許されない蛮行ですね。
ゴール付近で爆発させたのは、確実にテレビで現場が録画・放送されるからなのではないかと思いますが、本当に許し難い。
また、今も世界中で戦争やテロで多くの人々が亡くなっていることも忘れてはいけませんね…。
できることをしなければ。

ハイパーレスキューの方々の活躍を知って思ったこと

 福島第一原発での東京消防庁ハイパーレスキュー隊の活躍の経緯を説明した佐藤康雄氏のプレゼン
とんでもないカッコよさ。
日本の宝と思います。
この方々ができるだけ命を懸けないでも済むように、私たちは自分の身を守る準備をしないといけませんね。

 「どの隊長も『いや、俺達にやらせてくれ。俺達が行く。』『俺達が行く。この日のために訓練して、チームワークができてる』」
「これだけの場所ですから、半分は戻れないと思った」佐藤康雄氏
涙が止まりません。
本当に尊いし、涙なしには聞けない言葉。
ただ、こんなことはもうあっちゃいけないと思います。
いつまでかかるかは別として、やはり今のようなリスクを抱えたままの原発はいずれなくすべきなのでは?

 炉が崩壊しても大丈夫な発電原理を開発するか、それが無理ならそれ以外の方法を模索するか。
必要は発明の母と言いますし。
感情的なアレルギー反応で原発を一気になくせというのも危険でしょうし、「今のまましかない」というのも芸がないかも?

 一人の医者として、人間の命に係わるリスクが一番減る方法を採ってもらいたいと切に願っています。

「アハメドくんの いのちのリレー」を読みました。

アハメドくんの いのちのリレー
アハメドくんの いのちのリレー 僕が愛読している週刊アスキーというパソコン雑誌で著者の鎌田 實医師がインタビューに答えておられて、どうも大切そうな内容でしたので、買ってみました。
概要は、
「平和を愛していた12歳のパレスチナの少年アハメドが、イスラエルの兵士に撃たれて脳死状態になり、イスラエルの病院に搬送された。
父イスマイルは、苦悩の末、なんと敵国イスラエルの病気の子どもたちを救うため、臓器移植を承諾した。
戦争は銃では終わらせられない。
これはイスラエルの人々に送る平和のメッセージなのだ、と。」
といったところ。
イスマイルさんと、アハメド少年の臓器提供を受けて元気になった少女の感動的な出会いなども紹介されていました。
鎌田医師は、「自分にできることは何か」と問いかけて筆をとられたとのこと。
僕はひとまず、この本を待合室に置いてみました。
皆さん、もしお時間があれば、少し手にとって読んでみていただければと思います。

捕鯨関係の本を読みました。2冊目

シー・シェパードの正体 (扶桑社新書)
シー・シェパードの正体 (扶桑社新書) 捕鯨に関連して、日本の調査船に対して、危険な行動を繰り返しているシーシェパードについての本を読んでみました。
この本を読むまで、シーシェパードがどういう団体か全く知らなかったんですが、驚くことばかり。
特に、アニマルプラネットという良質な動物関連の番組を多数制作しているテレビ局が、シーシェパードにくっついて行って、多くのねつ造に加担しながら、「クジラ戦争」という番組を作り、海外の多くの国々で高い視聴率を取って儲けていることなど、全く知りませんでした。
また、その番組の成功で、シーシェパードには、大量の寄付金が流れ込んだようです。
派手なパフォーマンスの裏にはやはりお金の動きがあったというわけです。
また、この本には、中心者のポール・ワトソン氏の虚言の数々、メディア戦術、およびシーシェパードによるレーザー光線やランチャーを使った薬品瓶攻撃の実態・危険性なども詳細に記載されています。
その根底にあるものが、「人間は地球にとって病原体である」という考え方だということも、この本を読んではじめて知りました。
意外なところでは、ワトソン氏は日本を嫌っているのかと思いきや、この世の森羅万象に神が宿るという宗教観を持っていて、自然を崇拝する日本特有の文明に対して尊敬の念を持っており、宮本武蔵が大好きなんだそうです。
もとより僕は捕鯨について是非を論ずる立場にありませんが、国際的に非難を受けている事象については、それなりに知っておくことも必要だなと思いました。

捕鯨関係の本を読みました。1冊目

白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由 (講談社プラスアルファ新書)
白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由 (講談社プラスアルファ新書) ちょっと前に、「The Cove」という映画を見まして。
日本で行われているイルカの追い込み漁を隠し撮りした作品。
僕自身はイルカとかクジラの肉って多分食べたことないんですが、観た感想としては、かなり恣意的に作られているな、という印象でした。
また、(極論すると)牛は馬鹿だから食べてもいいが、イルカは賢いから食べてはいけない、という論調。
また、イルカを殺すのは野蛮な行為、ということでした。
この本のメインは、それに対する反論。
フェロー諸島のイルカ漁の事を調べるなどし、なぜ日本のイルカ漁のみがやりだまにあげられるのか、といった点を掘り下げていました。
結論から言うと、抗議の声を上げないことが問題を大きくしているとのこと。
堂々と抗議の声を上げていくべきだと。
また、「The Cove」の中で数々のねつ造があることも暴露。
映画に出演しているリチャード・オバリー氏が、作品を「娯楽」とたびたび発言していることも記載。
これだけセンシティブな内容について、ウソを交えながら娯楽として映画を公開し、多額の利益を得たとなると、漁師の方々の生計、文化を含めて考えた場合、「表現の自由」の範囲を逸脱しているのではないかという疑念が残ります。

フェアウッドについて勉強しました。

フェアウッド―森林を破壊しない木材調達
国際環境NGO FoE Japan
4889651829
 ちょっと森林について勉強していたら、世界中で違法伐採がおこなわれていて、そのためにどんどん森林が減ってしまっているという事実がわかりました。
で、「フェアウッド」という言葉に巡り合いました。
「産地の森を破壊せず、地元の生活者や生産者の人たちのことも考えて生産された木材」という意味だそうです。
おもしろそうだなと思って本を買ってみたんですが、どうも一般消費者向けの本ではありませんでした。
しかも、ネット上に詳しい資料を発見。がくり。
森林の見える木材ガイドが、一般消費者の私たちにはとても参考になると思います。
どの木材が違法伐採の可能性が高いのか、環境負荷、輸送負荷はどうなのか等、非常に分かりやすく、レーダーチャート付きで表示されます。
家具を買う際も、どの材質のものを選ぶか、このサイトを見れば参考になるのでは。
☆☆そのほかのサイト☆☆
FAIRWOOD PARTNERS
財団法人地球・人間環境フォーラム「フェアウッド・パートナーズ」
FoE Japan「フェアウッド」
顔の見える木材での家づくりデータベース

メガネの寄付事業。富士メガネさんの取り組み

使わなくなった古い眼鏡って、どうしてますか?
僕はしばーらく未練がましく棚に入れておいて、引越しの時などに捨ててしまっていました。
でも、やっぱりもったいない。
で、ひょんなことでメガネの寄付事業をしているメガネ屋さんを発見しました。
富士メガネさんというところ。
全国に68店舗あるそうで、海外難民に寄贈しているそうです。
東京では大手町にあるみたいです。
今度買うときはここにしてみようかな・・・。

日本の山の森を守るには。平野虎丸さんのブログ

 いろいろ調べるうちに、平野虎丸さんという方のブログを見つけました。
林野庁の活動によって、かえって国有林の自然が破壊され、土砂災害を助長しているという話です。
読んでみると、どうもホントの話のように思えます。
 日本の林業はかなり課題山積のようですね…。
生物多様性を守る「植えない森」

砂漠緑化についてちょっと調べてみました。

 今日、うちの奥さんと砂漠化の話になりまして。
そう簡単な話ではなさそうテーマなのはなんとなく分かるものの、奥さんいわく「テレビなんかでは『まず知ることが第一歩』なんて言うけど、その次の一歩として何をしたらいいかわからない。でも、本気になれば必ず何かできるはず」と。
で、最近ドラッカーのマネジメント(エッセンシャル版ですけど)をかじっている僕は「世界の砂漠化問題を改善するという『成果』を得るために、全体の中で自分がどこにいて、何をなすべきなのかが分からないことが問題で、そこには何らかのマネジメントが必要なのでは」とか言ってみたり。
奥さんは「いや、問題の解決のためにもっとも必要なのは『教育』だ。しかしその教えるべき教員は~」とか言い出して深みにはまりました。
 で、まずは調べてみようと思い立って砂漠緑化について調べてみました。
なんだか日本国内だけでもいろいろな砂漠緑化運動グループがあって、多い活動場所は中国内モンゴルみたいですね。
 分かったことは、とりあえず本数植えればいいってもんじゃないということ。
管理しなければダメになるし、何も考えずに植え過ぎると中長期的には砂漠化を推し進めてしまう可能性があるという。
本数じゃなく、何年か後に、何ヘクタールきちんと緑化されているのかが大事、ですよね。
今回見つけたなかなかすごそうな団体のサイトはこちら。
FoE Japan
いろいろ勉強になりました。