内科日誌 2010.06.30 お酒で顔が赤くなる人は食道癌に注意!

今日のためしてガッテンでも紹介されていたデータです。
食道がんのリスクは、1日1合飲む人に比べて、2合だと6倍、3合だと11倍。(日本酒に換算した場合)
お酒を飲むと顔が赤くなる人はさらに注意が必要です。
飲酒で顔が赤くなる人は、アルコールが分解されてできる発がん性物質のアセトアルデヒドを分解するのが遅く、発がん性物質により強く暴露することになります。
赤くならない人が1日1合飲むのに比べて、1日1合の場合で6倍、2合飲む場合は54倍、3合飲む場合は77倍のリスク。
一番危険なのは、もともと飲めなかったのに飲めるようになった、という人。
そういう人は分解酵素が強くなったのではなく、アセトアルデヒドに鈍感になっただけですので、より強くアセトアルデヒドに暴露してしまい、大変危険なんです。
また、蒸留酒(ウイスキー、ブランデー、焼酎など)が好きな人、喫煙者も要注意。
年に一度、必ず胃カメラを受けてくださいね。
胃カメラなら東京 渋谷ヒラハタクリニック。
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内科日誌 2010.06.30 当院の胃カメラは食道もしっかり。

今日、たまたまテレビをつけたところ、NHK総合の「ためしてガッテン」がやっていて、かなりぶっちゃけた話をしていてビックリ&感心。
普通の検診での胃カメラでは食道はあんまり見てないから早期食道がんなんてほとんど見つかりませんよ、だから検診で胃カメラを受けても早期食道がんは見逃されてますよ、というお話。
まぁ、確かに一般の検診ではそんなものかもしれないと思います。
ちなみに、当院では食道もきちんと念入りに見ています。
(検診だろうが通常の胃カメラだろうが一切、手は抜きません。)
番組中ではオリンパス社のNBIというシステムが紹介されていましたが、当院でもフジフイルム社のFICEというシステムを用いて早期食道がんを見つけられるように気を配っています。
(開業医の内視鏡にNBIやFICEは搭載されていることは少ないと思います。)
番組中ではさらに、NBIやFICEがなくてもヨード液をまいてもらえば食道がんが見つかりやすくなることが紹介されていました。
ただこのヨード液、かなり胸が焼ける感じになります。
食道がんで有名な大きな病院などでは、食道がんの高リスク群(中年以降の男性)全員にヨード液をまいていたりしますが、苦痛が強いので、検診などのスクリーニング検査ではほとんどの病院で施行していないと思います。
食道がんが疑われたときに、確認で施行しているところがほとんどと言っていいのではないでしょうか。
また、一度ヨード液をまいてしまうと、粘膜が修復するまで1ヶ月以上かかってしまうため、食道がんが疑われたらまずは細胞だけつまんで病理検査に出し、癌(または癌疑い)の場合に大学病院などに紹介する、ということになるかと思います。
私個人は、今までに何例も早期食道がんを見つけてきました。
研修時代にも検診胃カメラの際、NBIもFICEもヨードもなしで、上級医が「これは食道がんではないのではないか」と言うような微妙な早期食道がんを見つけました。
早期食道がんはほとんどみつけたことがない、という消化器内視鏡医も多いので、発見率に関してはある程度のレベルにあるものと思います。
ただ、ヨードでなければ見つけられない食道がんがあるのも事実。
(「まだら不染」という状態がある方の癌が該当します。)
ご希望の方はご相談いただければと思います。
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内科日誌 2010.06.29 花粉症やコンタクトで眼瞼下垂に

季節はずれですみません。
花粉症やコンタクト装用などで目をこすっていると、まぶたが垂れ下がってしまう原因になるそうです。
おでこを手のひらで押さえていると目が明けづらいという方、眼瞼下垂症になっているかも?
ちなみに、眼瞼下垂は肩こりや頭痛、不眠症、うつ病などの原因になることも。
目がかゆかったらすぐに薬を使ってかゆみを押さえておくのが良さそうです。
目のかゆみには、当然目薬が有用。
ですが、実は鼻用のステロイド剤も結構有用だったりします。
花粉症の方は、覚えておいてくださいねー。
今日は久しぶりにアンチエイジング関係の内容でした。
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XCOPYが使えない! FastCopy使ってみました

ちょっとクリニックのパソコンでトラブル。
バッチファイルにXCOPYでコマンド書いて、特定のフォルダの内容をネットワークドライブに飛ばそうとしたんですが、(XPまでの)XCOPYって、上書き禁止オプションがないんですね。
全部上書きしてまうか、ひたすらNを押し続けるか・・・ってDOS時代にそんくらいどうにかしといてほしかったです、マイクロソフトさん・・・。がくり。
というわけで、バッチファイルで使えちゃう(つまりコマンドラインモードがある)フリーソフトを探してみました。
で、見つけたのがFastCopyというソフト。
コマンドラインで動作してくれて、コピー速度も速いとか。
今のところばっちり動いてくれています。
いいもの見つけました。

スキーの夢を見ました

昨日、疲れて布団の上で居眠りをしてしまったら、梅雨だというのにスキーの夢を見ました。
どうも寒かったようです・・・。
ここのところのどの風邪の人が多いようです。
皆さん気をつけてくださいね。
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内科日誌 2010.06.24 レントゲンのサーバー、ビュワーを変えました

昨日、リース満了に伴い、レントゲンのサーバー、ビュワーそのほかを新しいものに交換しました。
そのあおりを受けて、今日の午前中はすこしバタバタしてしまい、ご迷惑をおかけしました。
現在はもう問題なく運用できていますので、ご安心ください。
レントゲンの撮影の手順が効率化され、多少健診の方の待ち時間も短縮されるものと思います。
これからも、順次必要なものを最新のものに入れ替えて、質の高い医療を提供して行こうと思います。
いい意味で、開業医らしくないスタイルが確立できればいいなと思います。
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皮膚科で美容日誌 2010.06.24 ボトックスで制汗

 梅雨に入って、汗で悩む患者さんが多く来院されるようになりました。
他のクリニックでは、抗コリン剤を処方してしまうところもあるようですが、おすすめしません。

 「抗コリン剤」とは、アセチルコリンという物質を抑える薬。
確かに汗も減るのですが、口が乾いたり、目が乾いたり、消化管の動きが落ちたりと、いろいろと副作用が出てしまいます。
ということで、長期連用はしてはいけないお薬。
ただ、一時的に汗を止めたい場合には使ってもいいのかもしれません。

 ワキなど、一部分の汗やニオイを抑えたいときはボトックスの方がお勧めです。
当院でも、ボトックスによる制汗は行っており、少量で試したい方には¥15,750で施行しています。
(通常量で施行する場合は¥31,500になります。)
注射をしてから1週間程度で、かなり汗の量が減るという声を多くいただいております。
気になる方はご相談ください。

 

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accessでSQL serverのログインのパスワード変更

昨日、大学病院で内視鏡所見入力システムをいじりました。
accessをSQL serverのクライアントにしているんですが、ログインのパスワードの変更が手軽に行えない状態だったので、パスワードが変更できるようにしました。
あって当然の機能だったんですが、まぁ成り行きで遅くなってしまったんですね。
(ADOを使ったら意外に簡単だったんですが、WEB上に資料が少なくて大変でした・・・。)
今開発を始めているWEB版の所見入力システムでは、メンテナンスがしやすいようにログインの仕方を変更する予定で、いずれ大学の方もその形式に直そうと考えています。
ただ、大学のほうはオーダリングシステムとの連携もしちゃっていて、accessの機能をフルに使ってしまっているので、WEB版に移行するのは難しい・・・。

内科日誌2010.06.13 レントゲン現像機を換えます

レントゲンの現像機(と言うよりデジタルデータ変換機?)のリースが切れるので、6月23日に入れ替えます。
画質は前から良かったのですが、検査効率と画像ビュワーが改善される予定です。
これからも、ご利用いただく皆さんの待ち時間短縮と快適さ向上、診療の精度向上に全力で取り組んでいきますのでよろしくお願いいたします。
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twitterが落ちまくってますね。

ちょっとtwitterにものを書こうかなと思ったら落ちてた、ってことが何回か続きました。
なんでもキャパシティオーバーとか。
個人利用者としては、無料だし文句を言うのも違うかなと思うのですが、広告費を投入している企業などからすればうれしくないでしょうね。
もっとも、一番悲鳴を上げているのはtwitterの技術陣かも?