皮膚科日誌 2010.09.24 大人のニキビの原因

 ニキビは10代後半、20代前半の人がなるものというイメージをもたれている方も多いかもしれません。
実際、その年代はジヒドロエピアンドロステロン(DHEA)という男性ホルモンが多くなり、その影響で皮脂分泌が増加し、にきびができやすくなります。
 
 しかし、30代以降でもニキビはできますし、患者さんも多く来院されます。
いわゆる「大人ニキビ」と言われるものですね。
医学的にしっかりした定義があるわけではありませんが、なりやすい要因としては、洗いすぎ、乾燥、ストレス、生活リズムの乱れ、睡眠不足、暴飲暴食などがあります。
特に女性は月経の影響でホルモンバランスが変わるため、ニキビになりやすい傾向がありますので、注意が必要です。
 
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皮膚科日誌 2010.03.18 外国の方のニキビにも漢方が著効しました

 場所柄、当院には外国の方もたくさんいらっしゃいます。
先日、外国の方(モデルさん)がニキビを治療しに来院されました。
きくと、かなり長期間に渡って抗生剤を飲んでいたとのこと。
耐性菌の発生なども予想され、漢方も試してみてはとお話したところ、半信半疑ながらまずは使ってみるとのこと。
保険のきく通常のエキス剤を処方したところ、1週間でかなり効果があったそうで、「今まで飲んできた抗生剤はなんだったんだ」とおっしゃっていました。
もちろん効果には個人差がありますので、全員がそうなるわけではなく、今回はかなり効いた方だと思います。
(通常は効いてくるのに1~2ヶ月程度かかりますので・・・。)
 抗生剤は必ずしも「悪」ではありませんし、必要なときには当院でも処方していますが、やはり適材適所。

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