漢方日記 2009.04.22

今回は痔のお話です。
当院の患者さんで、大腸がんの手術を機にひどい痔になってしまった方がいらっしゃいました。
手術後ということもあり、大学病院の消化器外科(肛門も診ている)に通っていましたが、なかなか改善せず、毎日辛い思いをされていたようです。
当然ながら、痔の塗り薬は大量に処方していましたが、痛みが長期間続いていましたので、ためしに乙字湯という漢方薬を処方してみました。
するとどうでしょう・・・。


症状が徐々に軽減し、多分1か月も経たないうちに、「たまに痛い時がある程度」というところまで改善しました。
漢方というと、「どうせ長く飲まなければ効かない」「劇的には効かない」というイメージを持たれている方もいらっしゃいますが、効くときは短期間でもよく効きます。
漢方外来は渋谷ヒラハタクリニック

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