毎年胃の検査をすると胃癌で死ぬ確率が半分に?

 みなさんは定期健康診断、受けてますか?
健診って、受ける人はしっかり毎年受けてるんですが、受けない人は全然受けないですよね。
まぁ、たしかに受けるのも受けないのも本人の自由なんですが、臨床やってると、もうちょっと早く健診を受けてて、そこで見つかってればまだ手はあっただろうに……と思っちゃうことって、結構あります。
そこで、今回は健診の有効性についての話題。
 なんでも、厚生労働省の研究班の調べ(対象:4万2千人)で、年に1回バリウムの検査を受けてると、胃癌で死亡する確率が半分になることが分かったんだそうです。
その他にも、肺癌、肝臓がんなどによる死亡率も2割ほど低くなっているんだとか。
毎年検診を受けるような意識の高さが、癌にかかりにくい生活習慣や、病気の早期発見につながってるんでしょうね。
消化器内科的に言わせていただくと、みなさんたいてい慢性胃炎はお持ちです。
場合によってはそこから癌が発生してくることがあるので、1年に1回、胃カメラやバリウムの検査を受けておいた方がいいと思います。(^-^;

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