日本の漢方医学のプロジェクト

 水曜日の午後は、東京大学の准教授、東京大学統合伝統医学研究会代表の岡部哲郎先生にお越しいただいて漢方の専門外来をしていただいています。
で、僕も漢方を学ぶ医師のはしくれですから、これ幸いと漢方について質問をさせていただくのですが、親切にいろいろ教えていただけるので、本当にためになります。
先日も少し質問をさせていただいて、漢方医学のエッセンスを教えていただきました。本当に恵まれていると思います。感謝。
 さて、岡部先生は日本東洋医学会のEBM(Evidence Based Medicine)部門の長をされており、今まで蓄積されてきた国内の漢方の研究成果を広く世界に公開するプロジェクトを進められているとのことでした。
日本の漢方医学は、多くの学派がある中国の漢方などに比べて非常に体系化が進んでおり、学びやすく、実践しやすいといわれています。
このプロジェクトを通して、世界中の患者さんたちの苦痛が改善されるとすれば、患者さんたちにとっても、治せなくて辛い思いをしている医師にとっても、大変な福音になると思います。
すごい!