抗加齢学会のセミナーに参加してきました。

今日は抗加齢学会のセミナーに参加し、日本のアンチエイジングの最先端の話を聞いてきました。
とても刺激的で、いろいろと得るものがありました。
「アンチエイジング」というと、最近は美容情報の割合がかなり高いように思いますが、本来はそれではいけないと思っています。
見た目のアンチエイジングも確かに大事ですが、それは一つの側面であって、実は体の中のエイジングの方がより根本的であるという点で大事だからです。
体の外側をいじって帳尻を合わすだけでは、本来の意味でのアンチエイジングとは呼べませんし、高い効果を期待することはできません。
そもそも、アンチエイジング治療の目的は、健康で、元気に、若々しく生きること。
病気になって早死にしてしまったら元も子もないわけで、アンチエイジングプログラムには病気の早期発見のプログラムが入っていなければなりません。
病気のリスクをしっかりつぶしながら、プラスアルファ、つまり体の機能向上や、美しさを目指していくのが、本来の「アンチエイジング」だと思います。
その意味では、当院は健診・人間ドックの受診者が年間数千人であり、胃カメラ・大腸カメラ・腹部超音波、がん由来変異遺伝子検査などを施行でき、必要があればすぐ近くの専門施設で当日~数日以内にCT、MRIを施行できるという、非常に恵まれた条件にあると思います。
さらに、東京大学准教授の岡部先生をお招きして漢方治療を取り入れ、キレーション、メガビタミン点滴、プラセンタ注射など、体の中からのアンチエイジング治療を提供しています。
光フェイシャル(フォトトリートメント)、イオン導入、脱毛、ピーリングなどの治療も提供していますが、あくまで先にあげた基盤があって、初めて帳尻合わせではない、本当の「アンチエイジング治療」と言うことができるのではないかと思っています。
最近は当院を受診される方たちの問診票を見ていても、アンチエイジングについての情報が欲しい、という人がとても多いようです。
今年はこの点をしっかり打ち出していこうと思っています。