
| 先日、友人からこんな質問を受けました。 |
| 「俺、この前点滴うってきたんだけどさー。 |
| あれ、いいね。元気になって。飯食わなくて済むし。 |
| 人間、あれだけで生きていけないの?」 |
| まぁ、彼は、美味しいものを食べるのがとても好きな |
| 人なので、冗談でこんなことを言ったんでしょうが、 |
| 実際、輸液だけで人間は生きることが出来るそうです。 |
| 今回は、そのお話を少し。 |
| 手や足の静脈から点滴をしても、それだけで生きていく |
| ことは出来ないそうです。第一の問題点は、濃度に限界があること。 |
| あまり高濃度のものを手や足の静脈に入れると、静脈が |
| 炎症を起こしてしまうのです。 |
| では、輸液する量を増やせばいいかというと、そうではない。 |
| あまりたくさん輸液すると、血管内を流れる液体の量が |
| 多くなりすぎて、心不全を起こしてしまうのです。 |
| そこで考え出されたのが、鎖骨下静脈などの、大きな静脈に |
| 輸液する方法です。大きな静脈は、口径が広く、流速も遅いため、 |
| 高濃度のものを輸液しても、静脈の炎症がほとんど起こらない |
| のだそうです。これによって、人は輸液だけで何年も生きていく |
| ことができるようになりました。 |
| しかし、これを続けていると、腸が「いらないもの」と認識 |
| されてしまい、「廃用性萎縮」という現象が起きてしまいます。 |
| 簡単に言えば、腸の機能が落ちていってしまうのです。 |
| 腸が元気なら、きちんと使ってあげることが大切なんですね。(^-^) |