
赤ちゃんを揺さぶらないで!!!
先日、埼玉県で、父親がミルクを飲まない生後2カ月の長女を
強く揺さぶった結果、死なせたとして先月、逮捕されました。
死因は「揺さぶられっこ症候群(SBS:Shaken Baby Syndrome)」とみられています。
今回は、この「揺さぶられっこ症候群(以下SBS)」についてです。
赤ちゃんが泣いていたりすると、つい揺すってしまうこともあるかもしれません。
しかし、それは最悪の方法です。
揺することは、たたくよりもさらに危険な行為だとも言われています。
(だからといってたたいてはいけませんが。)
赤ちゃんは、血管も、神経も、首の筋肉もまだ弱い状態です。
その状態で揺すられると、血管が切れてしまうなどして、
脳が強い傷を負ってしまうことがあります。
(特に1歳半くらいまでが要注意です。)
しかし、症状は食欲の減退、嘔吐、無気力程度のもののことも多いようです。
そのため、ウイルス性の病気と診断されてしまうことも多いとされています。
他の症状としては、けいれん、呼吸困難などがあります。
けいれんが出るなどしたら、すぐに小児科医に診てもらってください。
SBSが起こると、目が見えなくなったり、脳障害が残ったりするほか、
最悪の場合は死亡してしまいます。
アメリカでは、その1/4が死亡し、助かってもその半数には障害が残ると
言われているようです。
首のすわっていない赤ちゃんを抱くときは、しっかり首の後ろを支えて
あげることも、非常に大事です。
また、首のすわる3ヶ月くらいまでは、「たかいたかい」も
しないようにしてください。
赤ちゃんが泣いて、イライラを抑制できなくなりそうなときには、
深呼吸をして10数え、気分を落ち着かせてみてください。
赤ちゃんをひとりで泣かせておくのも、一つの手です。
また、信頼できる友人や、親戚、保健婦などに電話するのも良い手です。
両親と同居し、育児を手伝ってもらうことも有効かもしれません。
泣き続けて心配なときは、医療機関にかかってください。