胸が大きい人は、母乳もたくさん出るもんだと思って
おられる方、案外多いのではないでしょうか?
しかし、実際は逆になりうる、という話を、
ご紹介したいと思います。





 実際に母乳を作るのは、どこでしょうか?
それは、乳房の中の、「乳腺」という組織です。
そして、この乳腺自体の大きさには、あまり個人差がないそうです。
(ちなみに、乳腺が異常に増殖してしまうのは、「乳腺症」
という病気です。)
乳房の大きさの差を生んでいるのは、皮下脂肪なのです。

 ところで、「部分ヤセ」は可能なものだと思っている方が
いらっしゃると思いますが、それは迷信です。
(ただし、筋肉をつけることによって、その部分を
引き締めることは可能です。)
つまり、ガリヤセの巨乳、というのは、医学的には
あり得ない、ということになります。





 さて、本題に入りたいと思います。
母乳は、乳腺で作られ、乳頭から外界に出ていきます。
乳房が大きい、すなわち脂肪が厚い、ということは、この、
乳腺から乳頭までの距離が長い、ということを意味します。
したがって、乳房の大きい人は、その距離が長い分、
詰まってしまいやすいんだそうです。
 ちょっと意外でしたか?

参考図書:病態生理できった内科学 Part1
五幸恵著 医学教育出版社

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