医師の閉塞感、当院の思い。

今日は早く寝ようと思っていたんですが、医学雑誌を読んだり、医師のコミュニティサイトで調べものをしたりしていたら、結局こんな時間になってしまいました。
いろいろ勉強できたので、今後の診療の精度向上の糧になったかと思います。
ところで、もう寝ないと疲れが取れないので詳細は省略しますが、コミュニティサイトの書き込みをみていると、日本の医師の閉塞感は大変なものです。
自分の子どもさんに「日本では医者になるなと言っている」という方もおられました。
まぁそうですよね・・・、と思いました。
結局のところ、解決方法は「『医療は不確実なものであり、100%確実な検査も治療も存在しない。また、人はいつか死ぬ。』ということを皆さんに理解していただく」ということに尽きると思います。
悪意がある医者はもちろん罰せられて当然と思いますが、悪意がなく、一生懸命診療している中での偶発的な事故、過失については、人間である以上防ぎきれません。
また、医学の限界、保険制度の限界などで診断できない、治せない病気もあります。
(例:厚生労働省研究班の発表では、40代のマンモグラフィの乳癌の見逃し率は3割に上るそうです。
そのほかの検査でも、100%確実に乳癌を診断できる検査というものは存在しません。
最終診断の病理検査ですら意見が分かれることがあります。)
一般の感覚として、「病院に行けば病気は100%診断がついて、必ず治るもの。それができないのは医療機関(または医師)が『悪い』」と考えがちなのもわかりますが、そこまで医学も医師も万能ではありません。
(そうでなければ研究も勉強も要らないことになります。)
幸い、当院の患者さん方はその辺を理解されている方が多いように感じます。
本当にありがたいことです。
当院(そして私個人)としては、「できるかぎり確実な診断・治療」、そして「安心」を提供するため、新しい機械を積極的に導入し、丁寧な診察・説明を心がけていますし、毎日研鑽を続けています。
今現在も、さらなる向上のため、ハード・ソフト両面での充実に向けて、さまざまな検討を進めているところです。
(最近も、木曜夜の女性皮膚科専門医外来を増設しました。
まだまだいろいろな所に手を入れていく予定です。)
当院をご利用いただく皆さんには、どうかそういった「思い」をご理解いただければ幸甚です。
もしお気づきの点があれば、遠慮なくお申し出ください。

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