内科日誌 2010.07.09 MR(麻疹、風疹)ワクチンについて

 すこし前に流行した麻疹(はしか)ですが、理論上は天然痘のように撲滅可能な病気なんだそうで、米国ではすでにほとんど見られない病気なのだそうです。
日本はきちんとワクチンを打っていない人も多く、「麻疹の輸出国」といわれているそうです。
麻疹は、もしかかって脳炎でも発症してしまうと命に関わることもある、とても怖い病気です。
しかも発症したときに決定的な治療法がないのでものすごく危険なんです。

 風疹は、妊娠初期~中期の妊婦さんが罹患すると赤ちゃんに白内障、先天性心疾患、難聴、精神発達遅滞を起こしてしまうことがあり(先天性風疹症候群といいます)、これもとても怖い病気。

 というわけで、ワクチンを接種したかどうか分からず、かかったことがあるかどうかも分からない人はワクチンを打っておいた方が無難です。
抗体を持っているかどうか血液で調べてから打つ、という手もありますが、血液検査も高価なので、とりあえず打ってしまう、というのも一つの方法です。
麻疹と風疹のワクチンは一本で済ますことができます。(MRワクチン

 MRワクチンの副作用としては、発熱(17.0%)、注射部位発赤(9.4%)、鼻汁(8.8%)、咳嗽(6.9%)、発疹(5.7%)、注射部位腫脹(5.2%)、下痢(3.7%)などがあります。
その他にも、かなりまれではありますが重篤な副作用(アナフィラキシー様症状、急性血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれん)も報告はされています。
なお、理論上の危険を避けるため、MRワクチンの接種後は2ヶ月避妊をしなければいけません。

料金は、2010年7月現在、¥8,400です。(今のところ料金改定の予定はありませんが、将来的には変わるかもしれません。)
接種回数は成人の場合、1回です。

 
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