内科日誌 2010.06.30 当院の胃カメラは食道もしっかり。

今日、たまたまテレビをつけたところ、NHK総合の「ためしてガッテン」がやっていて、かなりぶっちゃけた話をしていてビックリ&感心。
普通の検診での胃カメラでは食道はあんまり見てないから早期食道がんなんてほとんど見つかりませんよ、だから検診で胃カメラを受けても早期食道がんは見逃されてますよ、というお話。
まぁ、確かに一般の検診ではそんなものかもしれないと思います。
ちなみに、当院では食道もきちんと念入りに見ています。
(検診だろうが通常の胃カメラだろうが一切、手は抜きません。)
番組中ではオリンパス社のNBIというシステムが紹介されていましたが、当院でもフジフイルム社のFICEというシステムを用いて早期食道がんを見つけられるように気を配っています。
(開業医の内視鏡にNBIやFICEは搭載されていることは少ないと思います。)
番組中ではさらに、NBIやFICEがなくてもヨード液をまいてもらえば食道がんが見つかりやすくなることが紹介されていました。
ただこのヨード液、かなり胸が焼ける感じになります。
食道がんで有名な大きな病院などでは、食道がんの高リスク群(中年以降の男性)全員にヨード液をまいていたりしますが、苦痛が強いので、検診などのスクリーニング検査ではほとんどの病院で施行していないと思います。
食道がんが疑われたときに、確認で施行しているところがほとんどと言っていいのではないでしょうか。
また、一度ヨード液をまいてしまうと、粘膜が修復するまで1ヶ月以上かかってしまうため、食道がんが疑われたらまずは細胞だけつまんで病理検査に出し、癌(または癌疑い)の場合に大学病院などに紹介する、ということになるかと思います。
私個人は、今までに何例も早期食道がんを見つけてきました。
研修時代にも検診胃カメラの際、NBIもFICEもヨードもなしで、上級医が「これは食道がんではないのではないか」と言うような微妙な早期食道がんを見つけました。
早期食道がんはほとんどみつけたことがない、という消化器内視鏡医も多いので、発見率に関してはある程度のレベルにあるものと思います。
ただ、ヨードでなければ見つけられない食道がんがあるのも事実。
(「まだら不染」という状態がある方の癌が該当します。)
ご希望の方はご相談いただければと思います。
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