「ギネ」観ました。

 いやぁ、渋谷駅にでっかいポスターが貼ってあって、気にはなっていたんですが、まだ見てなかったんですよね、「ギネ」。
日テレのドラマなんですが、この前思い立って録画しておいたのでした。
で、のっけから重い重い。
でも、こういう番組を作ってくれると助かりますね。
今の医者は基本的に、ものすごく訴訟におびえながら医療サービスを提供しています。
一般の人にもその現状をわかっていただく機会ができるというのは、すごくいいことだと思います。
もちろん、医療サービスを提供する側の意識の改革も必要だとも思います。
ドラマの中にも、そういったメッセージが含まれているように感じました。
 ところで、ドラマの中で、アメリカの医者は年収3000万円クラスの医者だと1000万保険に支払っているとか、開業医は年間に数千万保険に支払ってるとか言っていましたが、正直そこまでとは知りませんでした。
僕も医師会の保険には入っていますが、さすがにそこまで高くはありません。
というか、僕の給料をすべて差し出してもアメリカでは保険に入れないようです。
アメリカ、すごいですね・・・。
だからこそ、アメリカの医療費は高いんでしょうけどね。
ちなみに、アメリカで胃カメラを受けると8万円くらいするそうです。
日本では3割負担の場合で5千円くらい。
大腸カメラの場合、アメリカが10万円。日本は7千円。
で、検査の精度や安全性が高いのは日本です。
(検査費用は使う薬や血液検査の項目などによって変わりますので、参考値と思ってください。)
 僕も片言ながらも英語がしゃべれるようになってきたので、収入のことだけ考えたら外国に行ってのんびり内視鏡だけしていた方がいいのかもしれません。
まぁ、もちろん患者さんに対する責任もあるし、日本が好きなのでもうろくするまでは日本で頑張ろうと思っていますので安心していただいて大丈夫ですけどね。(^-^;
 ただ、アメリカの医師に比べて収入が少ないのに(賠償)責任だけはアメリカ並みに問われる、なんてなったら厳しいですね。

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