中国の先生たちが来られました。

本日の夕方、診察時間が終わってから、中国の医師の方10人が当院を見学に来られました。
胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコーの機械、病院の運営方法等々を見学・質問されていかれ、非常に感心されていたようでした。
(特に、大腸カメラを痛み止めなしで、無痛で施行できてしまうことも多いという話をしたところ、かなりびっくりされていました。)
ただ、診療報酬の話をしたところ、あまりの安さに驚かれていたようです。
確かに、大腸カメラなどは3割負担で7000円くらい(ポリープ切除などをしたら別)で受けられてしまいますので、アメリカなどと比較すると10分の1以下の超破格だったりするんですよね・・・。
医療不信が蔓延する日本ですが、実は患者が世界で一番幸せな国は日本だといわれているそうです。
ただそれも、医療崩壊がもっと進めば変わってしまうかもしれませんが・・・。
医療費を削りすぎたイギリスは、完全に医療体制が崩壊し、救急外来の最大待ち時間が48時間という状態になってしまったそうです。
国外に優秀な人材が流出してしまった今になって、一生懸命医療費をかけるように政策を転換したそうですが、遅きに失した感があります。
日本も近い将来、同じような状態になりかねない危険性をはらんでいます。
恐ろしいことです。

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