膵腫瘍を見つけました

 うちのクリニックは、「アレルギー性の皮膚炎の患者さんは、症状や診察所見などから膵臓の調子が悪いと考えられる場合が多い」という経験則に基づき、伝統的に膵臓をしっかり見ています。
(内臓から皮膚を見る、というアプローチです。)
症状の強い方に関しては、定期的に腹部エコーなどの検査をさせていただいており、強い異常があれば近くの画像検査専門の施設に行っていただいてMRIを受けてきていただいています。
(総合病院などではMRIは1~2ヶ月待たされるのが当たり前ですが、当院でお願いしているところは大幅に早く検査を受けられることが多いようです。)
 先日、エコーをさせていただいた患者さんで、膵臓に明らかな異常が見られた方がいらっしゃいました。
MRIをとってきてもらったところ、案の定、膵腫瘍が見つかりました。
当たり前のことではありますが、超音波検査って、大事ですね。

だいぶ声が出るようになりました。

いやぁ、一時期はまったく声が出なくなって、ものすごく参りましたが、昨日あたりからだいぶ声が出るようになりまして、大分診察もスムーズにできるようになりました。
ご心配をおかけした皆さん、すみませんでした&ありがとうございました。

結構見ていただいている?

今日、患者さんから「ブログ見てますよ」と言われました。
クリニックのサイトからリンクを張ったりしていないんですが、ひょんなことで見つけられたとのこと。
すごいですねぇ。
まぁ、たまには役に立つことも書いているかもしれませんが、基本的には思いつくままに好きなこと書いているだけのブログなので、「あぁ、院長ってこんな人なのね」と分かっていただけたら、それでこのブログは十分使命を果たしているんじゃないかな、なんて思います。
多分うちのクリニックの患者さんでこのブログを見ておられる方はそんなにおられないと思いますが、これからも末永くよろしくお願いいたします。

声が出ない!

昨日からちょっとのどの調子がおかしかったんですが、がんばって話していたら、今朝からさっぱり声が出なくなりました。
これ、1~2年に1回くらいのペースでなっちゃうんですよねー。
体全体としては割りと元気なんですが、まったく声が出なくなっちゃうという。
仕方ないので薬飲んでささやき声で外来をしていました。
患者さんがみんな「お大事に」って言って帰るので、なんかフクザツ・・・。w
さて、外人さんが来たらきっと困ると思って、朝、アルクのサイトで言い方を調べておきました。
I have no voice, because I have a cold.
案の定、外人さんが2~3人来ましたけど、ちゃんと通じてました。
しかし、言葉はやっぱり使えば覚えますね、実際のところ。
明日は声が出るようになってるだろうか・・・・。(涙)

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ これ、親父に勧められて読みました。
内容は、割とよくある成功の法則書。
著者自身も、新しいことは書いてないと自ら書いているほど。
出色なのは、話(ストーリー)の面白さ。
インドの神様(ガネーシャ)が関西弁で寒いこと言ったり、からかってみたり、いたずらしたり。
憎めないいいキャラなんですよ。
(^-^)
今年、テレビドラマ化されるということですが、楽しみですねぇ。
どこかのブログにも書かれていましたが、ガネーシャ役はダウンタウンの浜田さんがぴったり、かも?
いや、つるべ師匠かな・・・? ちょっと太ってるし・・・。
本としては、ドラマ化されるのは当然だろうと思うくらい、ストーリーがしっかりしてます。
逆に、ストーリー部分が長い分、ちょっと内容は薄めかも、です。
でも、その内容は「そうだよな」と思えるものばかりでしたし、すでに実践していることもありました。
サクサク読めるし、面白いし、ためになります。
おすすめの一冊。
☆☆☆☆

いよいよ開業。

えぇと、7月1日から、僕がヒラハタクリニックの診療の中心者になりました。
細かい継承の手続きなんかはもうちょっと先になりそうですが、さしあたって基本的にすべての曜日の外来を担当し、親父は外来には出なくなりました。
代替わりすると患者さんの数は減ったりしそうなものですが、おかげさまで今のところたくさんの方が受診してくださっています。
2~3年手伝いに行って顔を売っていたのが良かったのかもしれません。
また、その期間で親父の診療方針をしっかり理解することができ、患者さんたちにも安心してもらえる素地ができたのかなとも思います。
いろいろとこなしていかなければいけない課題もありますが、一つ一つ、丁寧に処理していこうと思っています。
さしあたって、いかに患者さんの待ち時間を減らすかが第一優先の課題ですね。
外来の技術を磨いて、不満なく、かつ待ち時間の少ない外来を目指していきたいと思います。
今、一生懸命取り組んでいるのが、説明資料の作成です。
口で説明できることには限界があるので、うまくオリジナルの資料を使ってクオリティの高い診療を達成していきたいと思います。