大腸カメラの技術の指標

大腸カメラは、施行する医師の技量によって、挿入時間(肛門に入ってから盲腸にたどり着くまでの時間)もその間の痛みもかなり差が出てしまう検査です。
だからこそ、消化器内視鏡医の間では大腸カメラの挿入技術が「永遠のテーマ」と言われ続けているわけです。
挿入技術の指標の第一は、私は痛みだと思っています。
いくら挿入時間が早くても、患者さん(と腸)に余計な苦痛を与えるようでは、クオリティの高い検査とは言えないと思うからです。
第二の指標は、挿入時間です。
余計な苦痛を与えないのが前提条件ですが、その上で挿入時間が早いのがやはり高い技術の証明になりますね。

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