漢方は面白い

最近、漢方をよく処方するようになりました。
通常、西洋医学の薬の方が使ってすぐ効きますので、キレは圧倒的にいいわけですが、西洋医学でどうにもならなくなった慢性病の患者さんに漢方を使うと、ちょっとよくなったりするんですよね。
また、女性の「病気というほどでもないけど結構つらい」という症状にも、対応しやすいのもいい。
抗生剤を使わないでもニキビがスパッと治ったり。
西洋医学は基本的に人間を「部品の集合」として見ていくわけですが、漢方医学は全体のバランスを見る医学。
よく「全人的医療」とか言って、「部品を直すのではなく、人間を直すんだ」みたいなことがスローガン的に掲げられたりしますが、ともするとないがしろにされがちなのも確か。
漢方は必然的に全体を見ますので、自然に「全人的医療」ができるのも魅力です。
基本的に1種類~せいぜい2種類の薬しか処方しないので、医療経済的にも優れているんですよね。
日本の漢方は、しっかり体系化されていて勉強しやすいので欧米からも注目されているとか。
漢方、面白いですよ。

「漢方は面白い」への2件のフィードバック

  1. 私も、今、冷え性を解消する漢方を飲んでいるんですよ~。
    効果はあって、けっこう冷え性解消されてます。
    ポカポカしている感じです。
    薬を飲むと、すぐに胃を悪くする私も、漢方は平気なので助かっています。
    あらためて、漢方を見直しました~☆

  2. コメントありがとうございます~。
    冷え性ですかー。冷え性って西洋医学だといい薬がないから困るんですよねー。
    欧米の医者はどうしているんだろうか・・・。

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