論文を投稿してきました。

先日、内視鏡学会の地方会で発表したものを投稿してきました。
内容は、直腸カルチノイドという病気を3D EUSを併用して2本の内視鏡を使って取りました、というもの。
EUSはうちの病院の売りのひとつでもあり、今後またアピールしていかなければならない分野です。
まぁ、僕には大したことはできないかもしれませんが・・・。(^-^;;

「論文を投稿してきました。」への13件のフィードバック

  1. いいえ、上部用のスコープです。
    さすがに 下部用スコープを2本入れるのはかなり厳しいかと・・・。
    (上部用でも苦痛は強いようです。)
    詳細はいずれProgress of Digestive Endoscopyに掲載されると思います。

  2. まぁ、きっちり洗浄されてますから問題はないわけですが、気持ちとしては微妙でしょうね・・・。
    医学的に考えれば、下部消化管での使用よりもむしろ消化管出血の止血に使った血まみれスコープの方が危険度は高いわけですが・・・。

  3. コメントありがとうございます。
    「感情的に」ではなく「倫理的に」問題だとしますと、理由はやはり感染症ということになるかと思いますが、そのように理解してよろしいでしょうか?
    私の施設では、十分な手洗い洗浄の上、オリンパス社製のOER-2を用いて内視鏡の洗浄を行っていますが、私の知る限り、それでスコープが感染の原因となることはないはずです。
    文献的にも、内視鏡が不潔になる理由の多くは洗浄後の扱いに原因があり、そこをいかに清潔に保つかというところに各施設が腐心しているものと理解しています。
    学会で発表した際も、その点についての指摘は全くありませんでした。
    強いて文献的に洗浄の問題点を探すとすれば、処置具に付着したプリオン、ということになるかと思いますが、これは上部下部に限らない問題のはずですし・・・。
    そもそも経肛門的に挿入したスコープを口から入れてはいけないということになれば、ダブルバルーン小腸鏡は経口用と経肛門用に分けなければならないということになりますね。
    私の施設にはダブルバルーン小腸鏡がないので実際の運用のことは分かりませんが、使い分けているという話はあまり聞かないような気がします・・・。
    もしかしたら感染症の問題を指摘されたのではないかもしれません。
    「倫理的に」と言われた真意をご教示いただけると幸いです。

  4. 補足です。
    ブログは不特定多数の方々が見るものです。
    医療従事者しかいない学会会場よりも、はるかに開かれた場なのです。
    今回の丈さんのコメントが、思わぬ波紋を呼ぶ可能性もあるわけです。
    私は実名をさらしているのですから、なおさらです。
    私のコメントを読んでもらえば、医療従事者は「問題ない治療だった」と十分理解してもらえるものと思いますが、一般の方はどう思うか分かりません。
    もし今回の丈さんのコメントが誤解に基づくものなのでしたら、ぜひその旨をコメントしていただければと思います。
    よろしくお願いいたします。

  5. それは失礼しました。
    こんな話題で波紋は呼ばないでしょう。
    誤解というか・・
    私はただ、自分が患者さんなら「たとえ洗浄しても肛門へ入れたfiberで胃カメラはされたくない」と思っただけです。
     小腸ダブルバルーンは症例もかなり限られていますし、施行例も「やむを得ず行う」例がほとんどかと思います。
     胃カメラはscreeningで(気楽に?)行う事もあります。なので、大腸(肛門から)で使ったカメラを胃カメラに使う事に関して、小腸ダブルバルーンとGIFとで同じ観点で考えるのは、良くないかと思います。
     ま、感染症だけで考えるならOKかと思いますが・・。
    気持ちの問題ですかね(笑)
     ちなみに、私も医療従事者ですよ。

  6. 丈さん、コメントありがとうございます。
    いや、大したことのない話題でブログが「炎上」する事例が非常に多いものですから、つい過敏になってしまうんですよね。
    感染症、清潔さについては問題ない旨を明記していただいて大変助かりました。
    これでいらぬ誤解が防げるかと思います。
    ありがとうございました。
    今回使用したスコープについてですが、普段のスクリーニングなどには使わない古いスコープを使っております。
    おかげで手技中のビデオの画質はあまりよくなくて残念でしたが、私たちなりに患者さんの感情面に配慮した結果です。
    病変そのものの写真はバッチリCF-H260AIで美しい写真が撮れているんですけどね・・・。
    今頃言うなという感じかもしれませんが、ご報告まで。

  7.  初めに言いますが、煽るつもりはありません。ただ、真実だけ知りたいのです。
     あなたは今回の論文のauthorですよね。
    >今回使用したスコープについてですが、普段のスクリーニングなどには使わない古いスコープを使っております。
    ほんとに、何で今頃?
    今まで上で議論してたじゃないですか?
    というより、ウソですよね?
    学会に載せるほどの処置を「古いカメラ」で行う事はありえないかと思います。
    おそらくは、日常で使っていて「最もやりやすいカメラ」を使用しているんじゃないですか?
    だって、言い方悪いですが、胃カメラを受ける患者さんに黙ってればいい訳ですから。
     あなたの勤務している病院はうちの医局関連ではないので、調べようもないですが、どうか真実を教えて下さい。

  8. コメントありがとうございます。
    スコープは、片方は2T200です。普通2チャンネルスコープはスクリーニングには使わないですよね。
    そして、古い。
    当院では、胃のEMRをするときくらいしか使わないんじゃないかなと思います。
    EMRの機会自体も、ESDをするようになって激減していますし・・・。
    ここ1年で1,2回?といったところでしょうか。
    (私が知らないだけで、もう少し使われているかもしれませんが・・・)
    もう一本は病変を吸引するだけのスコープですから、フードのサイズさえ合えば何でもいいわけです。
    写真を撮るわけでもありませんし・・・。
    なんのスコープを使ったかはちょっともう分からないかもしれません。
    ご希望なら探してきますが、なにせ何年も前の治療ですので・・・。
    実際、デジタル保存された内視鏡画像が引き出せなくて、結局カラープリントからスキャナで取り込んだくらいですから。
    (画質が悪くて本当にさみしかった。)

  9. 補足です。
    「私たちなりに患者さんの感情面に配慮した結果」というのは、多少脚色があるかもしれません。
    論文を読んでいただければわかるかと思いますが、今回の手技には2チャンネルスコープを使わなければならない必然性があります。
    たしか今回の治療の中心者がチラっとそんなこと(配慮について)を言っていたような気がしたので、思わずあのように書いてしまいましたが、十分確認を取ったわけではありません。
    その点については率直にお詫びしたいと思います。

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