「神経症」ってご存知ですか?

皆さんは、「神経症」という障害をご存知ですか?
身体的には病気でないのに、様々な症状に悩まされ、とらわれてしまう障害です。
例えば「人前で字を書こうとすると震えてしまう。綺麗に書こうと思えば思うほど症状が強くなる」
「自分の手が汚れているような気がしてしまい、手を洗い続けてしまい、生活に支障をきたしてしまう」
「病院で精密検査をしても何もないと言われるが、心臓がドキドキして、今にも死んでしまいそうで外に出ることができない。」
「人と話すと顔が赤くなってしまう気がして、それが恥ずかしいため人を避けてしまう」
「ドアに鍵をかけたか不安になってしまい、何度も確かめずにはいられない」
などなど、症状は多岐にわたります。
日常診療をしていると、そこまではっきりしていなくとも、神経症に近い傾向をもっていて、そのために苦しまれている患者さんも少なくはないように思うんですよね。
基本的には精神科か心療内科で見てもらった方がいい障害で、僕なんか門外漢なんですが、身体の病気と紛らわしい場合は内科で診ちゃうこともあるので、最近情報をみつけるとちらっと読んでみたりしてます。
というわけで、今日からちょっとの間、神経症シリーズです。
興味のない方、ごめんなさい。(^-^;;
☆☆☆参考サイト☆☆☆
MeDic医学用語辞典内「神経症」
メンタルヘルス岡本記念財団 神経症と森田療法
Medical Heart内「神経症自己診断テスト 藤波神経症尺度(FNI)」

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