抗生剤は怖い? 偽膜性腸炎とは?

皆さんは風邪なんかひかれるとすぐに抗生剤を飲む方ですか?
「かならず飲む」という方は気をつけたほうがいいかもしれません。

抗生剤が効きにくくなる「耐性菌」の出現、アレルギー、副作用など、いくつか理由はありますが、今回ご紹介したいのは、「偽膜性腸炎」
抗生剤の投与によって、腸内細菌のバランスが崩れ、普段問題を起こすことのなかった菌が異常繁殖し、障害を起こす病気です。
風邪のときに使う程度の量で偽膜性腸炎になることは極めてまれですが、ないわけではありません。
ただ、ウイルスに抗生剤は効きませんので、副作用の可能性を考えると、抗生剤を飲まないで治るのなら飲まないに越したことはないですよね。
そんなわけで、僕は風邪症状の時にあまり抗生剤を飲みません。
飲んだほうが良さそうなときは飲みますけどね。(^-^;;
抗生剤を数日間飲んだあとに激しい下痢をきたしたときなどは、必ず医療機関を受診するようにしてくださいね。
☆☆☆参考サイト☆☆☆
gooヘルスケア内「薬剤起因性腸炎」
J-Medical医学辞典内「偽膜性腸炎」
病気の症状に関する用語集内「偽膜性腸炎」

「抗生剤は怖い? 偽膜性腸炎とは?」への2件のフィードバック

  1. 抗生剤が胃腸に悪いって事、以前聞いたことがあります。
    最近、俺は風邪の時、仕事があるせいか薬を飲むようになりましたが、
    市販の総合感冒薬(ルルとか)って抗生剤なのでしょうか?
    それと抗生剤は病院でしか入手できないお薬ですか?
    (つまり医師の処方無しでは手に入らない薬?)

  2. 市販の感冒薬には抗生剤は入ってません。
    (風邪ウイルスには抗生剤は効きませんので……)
    それから、たぶん抗生剤は処方無しでは手に入らないんじゃないかと思います。(少なくとも内服薬は。)

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