禁煙しないと就職できない?

東京ガスが定期健康診断受診者を対象に調査した結果、病気で14日以上仕事を休んだ人の割合は、非喫煙者を1とすると、1~20本/日の喫煙者で1.6倍、21本以上/日の喫煙者では2.3倍だったそうです。
こんな話を企業の人事担当者が知ったら、「同じ能力の喫煙者と非喫煙者がいたら、非喫煙者を取ろう」と思うのは自然かもしれません。
その他にも、「喫煙休憩」が会社の損失になると考えていることも少なくないようです。
「喫煙者は採用しません」
と公言している会社も少しずつ出てきているようです。
参考サイト
喫煙者のため息が聞こえてきそうな話ですね。
でも、肺癌やら心筋梗塞やら重症の肺気腫の患者さんを診て「この人も吸っていなければこうならなかったのかも」と、ため息をついている医者としては、こんなニュースでも禁煙の機会になればなぁ、なんて思ってしまいます。

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