インフルエンザワクチンのしくみ

まだほとんどインフルエンザの患者さんはいないようです。
本格的に流行する前に、予防接種をうけることをおすすめします。
ということで、質問もあったことですし、インフルエンザの予防接種のお話。
ワクチンにはいろいろな種類があるのですが、インフルエンザのワクチンは不活化したウイルスを使っています。
病原性はないのですが、免疫の持続力がないので、毎年受ける必要があるんですね。
ちなみに、ワクチンには今年流行しそうなウイルス3種類が含まれています。
下のサイトも参考にしてみてくださいね。
http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E4%B8%8D%E6%B4%BB%E5%8C%96%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
http://www.med.or.jp/influenza/inqa_b.html
http://www.eiken.city.yokohama.jp/infection_inf/influvaccine2.htm

「インフルエンザワクチンのしくみ」への3件のフィードバック

  1. なるほどぉ。
    インフルエンザ講座、為になりました。
    ありがとうございます。
    近年中に大流行が予想される鳥インフルエンザ由来のウイルスは、鳥や豚の体内で変異する可能性が高いと聞きました。
    今、東南アジアの方では、鳥インフルエンザによると思われる死者が急激に増えているようですが、その影響でさらに一度に多種多様な型のウイルスが登場する恐れがありそうで怖いですね。
    それだと行わないよりはマシですが、一度の予防接種ではカバーしきれないかもしれないのですね。
    個人的には先週末から喉が痛く、風邪をひいたようなのですが、この間、弱った粘膜にインフルエンザウイルスに感染しないかと心配してます。
    なんせ昔のスペイン風邪は第1次世界大戦よりも多くの死者を出したとの記録があるらしいですからね。

  2. もう一つだけ質問です。
    予防接種は人間の免疫機能を利用したものですが、その免疫機能が悪く働く例として、アナフィラキシーショックというのを聞いたことがあります。
    スズメバチに2度指されると、2度目はその毒に体が過剰反応を示し、最悪ショック死に至るというものだったと思いますが、
    インフルエンザの予防接種を毎年、受けてこのような事になる恐れはないのでしょうか?
    また、お時間にあるときにでも教えて下さい。宜しくお願いします。

  3. コメントありがとうございます。
    風邪をひかれたんですか?
    弱った粘膜には湿った空気、つまりマスクが有効なようです。
    本格的に調子を崩す前に、是非お試し下さい。
    アナフィラキシーショックについては、またトップページにかいときますね。(^-^)

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